日本文字は、画数の少ないひらかなやカタカナは太くできるが、画数の多い漢字の太さには、限界がある。そこで、囲みや主軸になるところの太さをできるだけ太く保ち、内側のラインを極端に細くした。これが黒々と太く感じる漢字のための設計です。インパクトや個性が必要なデザイナーにとっては貴重なフォントであると思う。
1977年〜(株)アートディレクターとして大手企業の広告制作に従事。1988年(株)視覚デザイン研究所設立。フォントの制作販売。タイプフェイスデザインの傍ら、デザインの権利保護推進の活動に参加。
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